9月14日水曜日
茨城県日立市で住宅の設計をしています。
今日は、この家の地鎮祭でした。
こうゆう神様事は地方によって微妙に違いはあるものの一応にして神秘的なものです。
そもそも、地鎮祭は自然のもの(地)に人間が手を加えることに対する戒めと赦しをこい、工事の安全を祈願する政であると理解しています。
祝詞をあげて神様を此処にお呼びして、お願いをしてお帰りいただく。
簡単にはこのような流れですが、この目には見えない神様が今此処にいるような気配を感じるのは、多分こちらが日本人だからだと思います。
これは誰に教えられたものではなくても日本人の血の中に流れる何かがそう感じさせるのでしょう。
頭を下げ、地面を這う虫や蜥蜴を見ながら命の事を考え、
それらを含めた自然を支える大きな力の事を考えていました。
辻村 久信