Disney+WA-Qu
アートディレクターの仕事 1

2009-05-21

WA-Quのメンバーの Disney + WA-Quの商品開発をしています。
アートディレクションの仕事って本当はどんなものかよく解っていないのですけれど、WA-Quのメンバーの中で少なくともDisney世代である私がやるような事になってしまって、日々Disney + WA-Quの商品開発をしています。商品開発といっても伝統工芸の職人さんや製造会社とのやり取りに始まり、コスト管理やパッケージの打ち合せやら販売促進の計画やらものすごく幅の広い仕事で、しかも7月6日の銀座ギャラリーにあわせなくてはならなくて、日々加速度を増してゆきます。
Disney + WA-Quの特徴は、HALO(ヘイロー:ハイエンドのブランディング)をめざすウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とのコラボレーションにより、京都のクリエーター集団が創造性の高いものづくりをしているところにあります。和空のメンバーたちは独自の解釈でディズニーの世界観を読み解き、和の空間で表現しています。京都固有の伝統技術が表現するDisney + WA-Quの製品は、従来のディズニーキャラクターグッズとは明らかに一線を画する上質感、存在感を備えています。

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Disney + WA-Qu in Ginza Tokyo 2009のオープンまでの間、いくつか製作中の商品をちょっとだけ予告編としてお話しします。

今日は、手拭いの話///。
小さいとき登校する朝、必ず母親に「ハンカチとハナカミ持ったか?」といわれたものですが、最近の子供にはそんなこと言いませんがそれは親の怠慢か?それとも子供がしっかりしたのか?解りませんが、とにかくハンカチは必ず常備する事が常になっています。でも良く考えるといつから日本人はハンカチを持ち歩くようになったのでしょう?。本来は手拭いだったはずですよね。最近ショックだったのは、手拭そのものは知っているのですが、その使い方を知らない世代がいた事です。「ハンカチやタオルと同じですよ」というと「へ〜」と感心されました。
その使い方を知らない世代にもDisneyのアイコンがきっかけになって日本の便利なものに触れる機会になれば良いと思います。
Disney + WA-Quの手拭いの新作は、マーメードやクレオやジャックスケリントン等、夏を予感させるデザインです。

続く・・・。

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(C)Disney

※画像はまだ非公開のためぼかしています。

(辻村 久信)

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