4月7日(土)から15日(日)にかけて、家具の「宮崎」で『桐タンスフェア』が開催されます。
創業150年を誇る老舗である「宮崎」は、京都の家具の街/夷川通りに面し、伝統的な桐タンス、和家具だけではなく、ヨーロッパの雰囲気の漂う洗練されたトラディショナルな家具や、シンプルモダンの家具なども扱っていらっしゃいます。
今回の『桐タンスフェア』では、デザインさせていただいた2つの桐タンスも展示されます。
そのひとつは、「重ねる」をコンセプトにしており、必要な段数を重ね合わせ、使用できます。
もうひとつは、着物が仕舞える衣装盆をモジュールとしており、できる限りの装飾を削ぎ落とした「箱」をコンセプト
としました。ともに、今までの桐タンスにはない、漆黒の染色で仕上げており、「宮崎」が持つ高い技術によって、完成度の高いタンスとなりました。
優しい表情と光沢のある美しい木目をもつ桐タンスは、吸湿性、耐火性、防腐性、防虫効果に優れ、古くより日本の暮らしのなかで愛されてきました。
また、耐湿性や通気性にとみ、内部を一定の湿度に保ちますという特性を持つと同時に、耐火性に優れ燃えにくく、万一外部が焼けても大切な衣類を守るという特性もあります。
日本の伝統に裏打ちされた、「桐たんす」をぜひこの機会にご覧下さい。
家具の宮崎 DATA
■住所/京都市中京区夷川通堺町西入
■電話/075.231.6337
■水曜定休(会期中は休まず営業)
■営業時間/(平日)午前9時〜午後6時
(土・日)午前10時〜午後7時
MIYAZAKI furnitureのインテリアデザインは
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