先月開かれました『2009年 東レ マイクロファイバー素材展示会』にて、会場のブースに協力させていただきました。
櫓(やぐら)を組んで和室を表現する、ということで東レのエクセーヌ(※1)を用いて空間を構成しました。床に同色のエクセーヌを市松に並べ、照明にはシェードに東レの新素材(ハーフミラーフィルムにパンチング加工したエクセーヌを重ねたもの)を用い、特注制作しました。
座椅子(協力 天童木工)にはエクセーヌの新商品(和柄がプリントされたもの)を背に張りました。
この背のシートは先日100%デザインで発表したHA-RUmono(※2)仕様になっており、自由に張替えることができます。
会期中は多くのバイヤーや繊維業界の方がご来場になり、中には自動車や航空機、鉄道といった業界の方もおられ、一様に高い関心をもってご覧頂けたそうです。
このような機会をいただきましたことあらためてお礼申し上げます。
※1「エクセーヌ」は1970年、東レの優れた技術革新によって生まれた新素材です。わずか1gで900?、地球から月までの遥か38万?を422gで結ぶことができるミクロ原糸によって創られており、ファッションやインテリア、電車の座席シートに至るまで様々な分野で使用されています。
※2「HA-RU mono」は株式会社マイサの商品で「貼って剥がせて・・・また貼れる」特殊シートを用いたインテリアシートです。辻村も開発に協力させていただいております。先日の東京デザイナーズウィーク100%Designにて家具のマルニ木工様とのコラボレーション「nextmaruni + HARU mono」として発表しました。