NOTES
IFDAデザイナーショーハウス@大阪本町OSKビル 「しごとをあそぶ」
伝統の軸線上にあるモダンデザインSOU SOUのOffice(仕事場)
明治維新以降の文明開化により進んだ近代化が、西洋化を目指したものでは無く、日本の伝統的な軸線上にある近代化であったと仮説すると、仕事場(オフィス空間)もずいぶん変わったものになっていることであろうと推測される。
江戸時代の後期、商家の店空間や役人の仕事場の様に日本的な所作に伴う身のこなしから靴を脱いで畳の上で作業することはもとより、合理的で一続きの空間でありながら作業場と接客の領域を分断する精神的な結界を様した構成になるはずである。一方では、情報技術 (information technology)等テクノロジーの進化に伴うインフラによる技術革新で有機的でインタラクティブなデザインが日本的な進化の途上で日本様式に融合される事は間違いない。
伝統の軸線上にあるモダンデザインSOU SOUのテキスタイルデザインの代表的な「素数」を使って仮説日本の仕事場をデザインします。