NOTES
-原点進化-
「民藝」は、それまでの美術界ではほとんど無視されていた。
日本各地の日常雑器、日用品など、無名の工人による
民衆的工芸品の中に真の美を見出し、これを世に広く紹介する活動であった。
今「民藝」は、現代の画一化されたグローバルデザインに相対する地方主義
(ローカリティ)の表現となって、
新しいデザインの潮流を呼び起こそうとしている。
機能的には現代人にフィットしながら、
日本人が持つ潜在的な郷愁の総体「故郷への郷愁」としての「民藝」。
それは現代社会ではもはや非日常の空間であるのかもしれない。
何処かで見たようで何処にも無かった
過去のようで未来のようでもある
「新・民藝」が木曽路の目指す空間です。
SPECIFICATIONS
- WEBSITE
- http://www.kisoji.co.jp/kisoji/
- 所在地
- 名古屋市昭和区広路町字隼人3-1
3-1,Hayato,Hiroji-cho,Showa-ku,Nagoya-shi,NAGOYA - 撮影
- Nacåsa & Partners / 繁田諭
- 平面図