latte chano-mama 新宿伊勢丹店

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PHOTO : ナカサ&パートナーズ

NOTES

囲われることで安心して羽根を休める母と子の場所=NEST "巣"」

chano-maは、「21世紀のお茶の間」をテーマに中目黒で誕生しました。

お茶の間とは、リラックスして安心に語り合える家族の象徴の「場」であり、またお茶のカタチはそれぞれの家族によって、または時代によってその表現を変えていきます。

新宿伊勢丹店ではlatte chano-mamaになり、百貨店のベビーキッズフロアーで大きな額縁で縁取られたファサードからシースルーのオーガンジーのカーテンで柔らかい空気を通して、「母親と子供の安心なお茶の間」をのぞかせています。

本銀箔でグラデーションされたガラス張りのキッチンを空間の中心にテーブル席とベンチソファー席とベッド席にレイアウトされています。中でもこのベッド席は、最もchano-maブランドの特徴であり、リラックスして自由に過ごすことのできる21世紀のお茶の間を表現していて、latte chano-mamaでは子供達が寝っ転がったり、ハイハイしたり自由に過ごすシーンを想像してデザインしています。ベンチソファー席は子供を安全にホールドできるよう、テーブル席は、お母さんと子供で様々な子供に関するワークショップのできるよう、ガラス張りのキッチンの壁の一部が可動することによって個室としても隔離できるようになっています。

この空間全体を取り囲んでいるオーガンジーのカーテンは、柔らかな空気となってベビーキッズフロアーの休息のカフェとして特別な環境を創っています。この柔らかな空気で囲まれる感覚がlatte chano-mamaの「母親と子供の安心なお茶の間」を表現する「囲われることで安心して羽根を休める母と子の場所=NEST "巣"」をイメージしています。

また、このオーガンジーカーテンには、1998年第26回IBBYニューデリー大会基調講演の中で美智子皇后陛下が世界中の子供達に向けて語られたお言葉が原文の英語で一筋のラインのように刺繍されています。

So that children have firm roots within themselves ;

So that children have strong wings of joy and of imagination ;

So that children know love, accepting that at times love calls for pain ;

So that children see and face the challenge of life's complexities, fully taking on the life given to each, and finally, upon this earth which is our common home, become, one day, true instruments of peace.

子供達が,自分の中に,しっかりとした根を持つために

子供達が,喜びと想像の強い翼を持つために

子供達が,痛みを伴う愛を知るため

そして,子供達が人生の複雑さに耐え,それぞれに与えられた人生を受け入れて生き, やがて一人一人,私共全てのふるさとであるこの地球で,平和の道具となっていくために。

SPECIFICATIONS

所在地
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店本館 6F
ISETAN shinjuku 3-14-1 Shinjuku,Shnjuku-ku,Tokyo
撮影
ナカサ&パートナーズ
平面図